代表挨拶

原点回帰と再構築

当社はここ十年、高品質と新規開発を重点に事業活動を進めてまいりました。
特に新製品開発においては軽量化とコスト低減に貢献する製品開発により、一定のブランド評価を得られるようになりました。

そのことで、ねじはもちろんパーツ品においてまで従来の既存品ではなく、EV関連部品など、お客様の新たな製品を立ち上げるための今までにない新規部品製作のご依頼が増加しております。

これら新規部品の製作に関しては、お客様の「こうしたい」を形にするものづくりやそれを実現する組織体制が必要となります。このお客様のご要望をかなえる加工技術や生産こそが加工業としての本質であると考えています。

ここで第149期は次の経営方針を掲げております。
1.本物の加工業として、時代の求める加工技術と低コスト生産との両立への挑戦
2.不可能を可能にする生産体制の抜本的見直しによる、原価低減
3.利益責任と権限の明確化による組織再構築

単にものづくりをするだけではなく、品質や納期、信頼性が担保され、お値打ちでなければなりません。生産体制を見直し、組織を再構築し効率化を図り、ワンチームでお客様に向き合う体制が必要です。

本物の加工業であり続けられるよう、さらに挑戦してまいります。
本年も倍旧のご指導とご期待をどうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社ヤマシナ
代表取締役社長　堀　直樹