ゆるみ止めファスナー
エバロック
緩み防止
総コスト低減
タップ加工されているねじ穴にも利用できるゆるみ止めファスナーです。特殊なねじ山形状を有し、それが雌ねじに食い込むことにより抵抗力をあげ緩みにくくします。現行の締結を、即座にゆるみ止め機能つきの締結方法に変更することが可能となります。
主な用途
ボルト・ねじ締結のゆるみ止め
製品の特長
低いねじ込みトルク
ねじ込み回転方向に対して、一方向性の3から4個のフルートを持つため、ねじ込み方向への抵抗力が下がり、低トルクでねじ込むことができます。
ゆるみ止め機能
一方向性のフルートを有し、ねじの緩み方向に対してもフルートのエッジが食い込むことで、戻り止め防止効果を発揮します。また、60度のねじ山の上にさらに鋭角の突起を持つねじ山形状を有し、この突起が相手材に深く食い込むことで、ゆるみ止め効果を発揮します。
一方向のフルートとねじ山上の突起のシナジーにより、より大きなゆるみ止め効果を発揮します。
- ねじ山の形状
- ねじ部断面の基本形
緩みを懸念する軽合金に
アルミ合金、アルミダイキャスト、マグネシウムなど軽合金への使用に適します。
効果
従来使用していた接着剤やロック剤の使用をなくすことが検討できます。コスト削減に寄与します。
設計変更などを伴わず、ボルトのみの変更で、ゆるみ止め効果を期待できます。