超ハイテン用タッピンファスナー
GIGAFIT ギガフィット
軽量化
薄板化
総コスト低減
ギガフィットは1180Mpaの超ハイテン材にも使用できるタッピンねじの技術です。脆性破壊のリスクが少ない素材を用い、表面は硬く心部は軟らかい特徴を持っています。超ハイテン材と他の金属材の貼り合わせなど、強度と軽量化を目的とした用途にお応えします。
主な用途
- 超ハイテン材のタッピン締結
- ナットの削減による総コスト減
- バーリングで加工硬化したSECC材などに対するタッピンねじの焼きつき防止
製品の特長
超ハイテン材にタッピン使用可
1180Mpaの高張力鋼板にタッピン使用ができます。ねじ込みトルクと破断トルクの差が大きく安全に締結ができます。もちろんねじ山の損傷もありません。
脆性破壊リスクが少ない材料
炭素量を抑えマンガン量を増やした鉄鋼材料を使用しています。このことで、脆性破壊のリスクを少なくすることができます。
心部は軟らかく設定
表面硬さはHv670程度、心部硬さはHv380程度です。硬い表面によりねじ山の損傷なくタッピンが可能となり、心部の軟らかさが脆性破壊のリスクを低減しています。
推奨するねじ部形状
下穴を塑性変形させながら雌ねじを形成するスレッドフォーミングファスナー形状に最適です。
機械的性質など詳細なデータはお問い合わせください。